香りも非常にエレガントでフレッシュな青リンゴや完熟した柑橘類のアロマ。非常に繊細で高地で収獲されたワインを思わせるフレッシュさ。何より丁寧に完熟を見極め収獲された繊細さがよく感じられます。 ペネデスを代表するカバメーカーとは言え、家族経営の造り手。お買い得な価格ながら大量生産の大手メーカーとは一線を画す素晴らしい品質のお買い得カバです。 また、パレス・バルタのカバはマドリッド高級ホテル“リッツ・マドリッド”のオフィシャル・カバとして採用され、メインダイニング「レストラン・ゴヤ」を始めとする全レストランへのオンリストは勿論、結婚式などのイベントでも使用されております。「ペネデスで羨望の的となっているワイナリー」ワイン・アドヴォケートから「驚くほど興味深い。今ノリにノっている」ギア・ペニンから「これから来るワイナリー、スペインTop20」デキャンタ誌のスペインワイン担当ジョン・ラドフォード氏パレス・バルタはバルセロナから南西へ約40km程にある、スペインのスパークリング・ワイン「カバ」の一大産地ペネデスで、今から200年以上も前の1790年にクジネ家によって設立された、家族経営の生産者です。カバをはじめ、カジュアルレンジの赤・白ワイン、そして「ミクロ・キュヴェ」と呼ばれる良年のみ造る、非常に高品質なワインを生産します恵まれた環境を活かし有機農法を実践。団体の認証は取得しておりませんがオーガニックで栽培されている事がわかる様、バックラベルには「ORGANIC FARMING(有機農法)」と記載されたマークを表示しています。 獲の終わった畑に羊を放牧して、収獲しなかった葡萄の実や葉を食べさせ、更にそこで糞をさせる事で自然な状態で畑に肥料を与えます。また受粉の時期には、契約の養蜂家のミツバチを畑に放つ事でミツバチに受粉の手助けをさせます。羊飼いは羊に安全なエサを得る事ができ、養蜂家はそれを基にハチミツを造れるので、特に報酬等を支払う事はしなくとも利害関係が成り立っています。自然の生態系そのものを活用しただけではなく、地域の他業種とも上手にバランスを取り葡萄栽培を行っているのが印象的です。また畑の一部は「フォワ自然公園」の中で開墾が認められている場所に位置し、手つかずの自然の中でユニークなミクロクリマの畑からワインが産み出されます。例えばローズマリー等の野生のハーブが群生するエリアやフォア川の始点となる滝が流れ夏場でも涼しいエリアの畑。更には土壌も「石灰質」、「赤い粘土」、「粘土に小石の混ざる畑」「丸い石が表土を覆う畑」、「とがった石」、「化石の混ざった石」等非常に多様性に富んでいます。 醸造醸造には、2人の女性醸造家、マルタとマリアを起用。パレス・バルタを象徴するのが2人の女性醸造家です。写真上:マリア ・エレナ ・ヘメネス。写真下:マルタ・カサス マルタはオーナー、ホアン・クジネ氏の妻であり、マリアはオーナーの弟ホセの妻でもあります。2人はそれぞれ、ヨーロッパやアメリカ等で醸造の経験を積んだ人物で、女性ならではの繊細な感性でワインを産み出します。『2人だから悩んだ時にも相談をしながらワイン造りが行える。』というメリットがあり、1人の醸造家の色が全面に出たワインではなく、バランスの良い味わいが造れるのだとか。確かに産み出されるワインの味わいは畑や品種のキャラクターを最大限に表現しながらも、「醸造家の個性」が出しゃばった味わいではなく、ナチュラルな味わいに仕上がっています。ワイン造りには重労働が多く、女性には辛い仕事に思えますが、女性だからこそのメリットを聞いてみたところ、「女性のほうが複数の仕事を同時にこなせる能力に長けていると思います。収穫時には色々なアクシデントが重ねて起こり得るので、常にその場その場の状況判断が重要となりますから。」また、「男性か女性かということよりも、それ以上に個人の能力特性をよく理解し、それを最大限発揮できる環境が一番重要です。」と語ります。
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