世界文化遺産に登録された畑で栽培されたぶどうを使用。手摘み、足踏み搾汁と伝統的製法。アルコールを添加した酒精強化ワイン。16.5%。セミドライ。冷やして食前酒に飲むのがポルトガル流!■地球2週分の石垣がワインを潮風から守るポルトガルの首都リスボンから1500キロ西の大西洋に浮かぶ9つの島々アソーレス諸島。その中で、2番目に大きい島、ピコ島の伝統的なワイン。 ピコ島は溶岩台地。15世紀に発見された当初、この島は、すべて火山の溶岩に覆われ、ここに入植したカトリックの修道士は、ワインを造るために、溶岩台地を開墾してブドウ栽培を始めました。夏の日差しの強さと溶岩台地の水はけの良さから糖度の高いブドウが生まれ、火山岩に含まれるミネラル分の豊富なワインが生まれました。しかしあまりに強い潮風(島ですから!)から、ブドウの樹を守るために、溶岩石を使った「クラウ」という石垣が作られるようになりこれが一時は島中を覆うほどの規模となり、石垣の長さは地球2周分とも言われています!!■2004年「ピコ島のぶどう園文化の景観」として、世界遺産に登録19世紀後半のフィロキセラという世界的に蔓延したブドウの木の病気の影響で、ブドウ畑は激減しました。今では後継者不足で畑の存続が危ぶまれる中、ブドウ畑の景観保護を目的に、2004年「ピコ島のぶどう園文化の景観」として、世界遺産に登録されました。溶岩の中にブドウの木が植えられた特殊な畑。ここでは、収穫などは当然すべて手作業!収穫されたブドウは、伝統的に足踏みで搾汁されます。■世界を魅了した優美な味わい新大陸発見以降、欧州からアメリカ大陸へ向かう帆船は、航路上に位置するアソーレス諸島に寄港し、ワインも積み込みます。その優美な味わいの評判はアメリカ大陸のみならずロシアや欧州にまでも及び、歴代のロシア皇帝や英国の宮廷に愛され続けてきたそうです。また、古くから行なわれていたワイン品評会でも多くの受賞歴を誇るといいます。19世紀後半のフィロキセラ禍以降、その名声も一時ほどではなくなりましたが、今でも人々を魅了し続ける味わいに変わりはありません。 ■ピコ島を代表するワイン LajidoLajido は、ピコ島で最も有名なワインで、木樽で発酵され、終了直前にグレープスピリッツを添加して発酵をとめ、アメリカンオークで3年間熟成されます。酒精強化しているため、アルコール16.5%。蜜のように濃いゴールデンイエローカラーから甘口のワインかな、、と口に含んでみるとビックリ!意外に辛口の、セミドライタイプ。これ、いけます!!!樽で3年間熟成させた後、瓶で長く熟成されているので、複雑な香りと、少し紹興酒を思わす味わいをお楽しみいただけます。使用品種は、ヴェルデーリョ、アリント、そしてマデイラ島では絶滅危惧種とされている貴重なテランテス。ピコ流には、冷やして食前酒に飲むそうです!ぜひお試し下さい!!私たちがピコ島ワインを造っています!
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